北中入試 過去問題
問題
香川県で見られるタワヤモリは、今後、数が減って絶滅する恐れのある生物です。下の資料はタワヤモリについて説明したものです。これについて、後の問いに答えなさい。
3. 香川県には、下の図3のようなニホンヤモリという、からだの大きさがタワヤモリと同じくらいのヤモリもいます。ニホンヤモリは、タワヤモリより数が多く、家の周りでも見られる身近なヤモリです。
ニホンヤモリの数は、タワヤモリの数より多い理由を考えるためには、ニホンヤモリの生活についてどのようなことを調べたらよいでしょうか。小学校で学んだ生き物の観察方法や、タワヤモリの資料をもとにして、調べることを2つ考えて書きなさい。
資料をよく読んで答えましょう。
解答
・子のふやし方を調べる。
・食べているものを調べる。
・巣の場所を調べる。 などから2つ
皆さん、答えられたかな?それでは解説を見てみましょう。
解説
まずは、資料からタワヤモリの生活が書かれている箇所を探しましょう。
・[体の大きさは10cmくらい]
・[岩場で生活しています]
・[冬になると、岩のすき間で冬眠をします]
・[卵を岩の割れ目などに生みます]
・[おもに昆虫などの小さな動物を食べます]
・[ヘビのえさになることもあります]
・[タワヤモリが生活できる場所が少なくなっていて、タワヤモリが滅びるおそれがある]
資料の最後に書かれている箇所は大きな手がかりになりますね。
[タワヤモリが生活できる場所が少なくなっていて、タワヤモリが滅びるおそれがある]
→生活できる場所が少なくなるとタワヤモリの数が減ることが分かる。
→ニホンヤモリが生活できる場所はどこだろう?
→生活できる場所が多いと数も多くなるかも!
→ニホンヤモリの巣の場所を調べよう。
こんな風に答えを考えられます。
他に数のふやし方に関係する箇所を考えましょう。
[卵を岩の割れ目などに生みます]
→タワヤモリの子のふやし方が分かる。
→ニホンヤモリの子のふやし方はどうだろう?
→タワヤモリより子をふやしやすい方法なのかな?
→ニホンヤモリの子のふやし方を調べよう。
[おもに昆虫などの小さな動物を食べます]
→食べているものが分かる。
→ニホンヤモリは何を食べているのだろう?
→食べるものが多いと数も多くなるかも!
→ニホンヤモリは何を食べているか調べよう。
・[ヘビのえさになることもあります]
→食べられるものが分かる。
→ニホンヤモリは何から食べられるのだろう?
→食べられるものの数が少ないと数は多くなるかも!
→ニホンヤモリは何に食べれるのか調べよう。
資料を読む時は、大事な箇所を線で引くと分かりやすくなりますよ!
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