令和6年度(2024年1月実施)の高松北中学校の入試問題、適性検査Ⅱの問題Aを解説します。適性検査Ⅱは問題A・B・Cの3題を50分で解く形式で、どの問題から解いてもかまいません。
まずは問題文を読んで、自分で解いてみてから解答・解説を確認しましょう。
大問1 あみだくじのような計算の道
問題
上の4つの数(0.36、1.2、4分の3、8)から下に進み、横への道があったら必ず曲がって、進む向きに合わせて「×5・÷5」「×10・÷10」「×2・÷2」の計算をしながら、下の□に答えを書きます(例として、8から進むと0.08になることが示されています)。
(1) ㋐にあてはまる数を求めなさい。
(2) ㋐㋑㋒にあてはまる数を小さい順に並べなさい。
(3) ㋐は㋑の何倍か求めなさい。求め方も書きなさい。
じっくり考えてみましょう。
解答
(1) 1.2
(2) ㋑→㋐→㋒
(3) 1.6倍(求め方の例:1.2÷3/4=6/5×4/3=8/5=1.6)
皆さん、答えられたかな?それでは解説を見てみましょう。
解説
(1) 1.2から進むと、最初の横の道で左へ曲がって 1.2÷5=0.24。次の横の道で右へ曲がって 0.24×5=1.2。そのまま下まで進むので、㋐は1.2です。
(2) 4分の3から進むと、右へ曲がって 3/4×2=3/2、次に左へ曲がって 3/2÷2=3/4 なので、㋑は4分の3(0.75)。0.36から進むと、0.36×5=1.8、1.8×10=18、18×2=36 となり、㋒は36です。よって小さい順に ㋑(0.75)→㋐(1.2)→㋒(36)です。
(3) 1.2÷3/4 を計算します。1.2=6/5 なので、6/5÷3/4=6/5×4/3=8/5=1.6(倍)です。
ポイント:「×5をしてから÷5」のように、同じ数でかけてわると元にもどります。道をたどるときは、通った計算をメモしながら進みましょう。
大問2 立方体とサイコロ
問題
(1) 立方体の展開図を組み立てたとき、★の面と平行な面を㋐〜㋔から選びなさい。
(2) 向かい合う面の数の合計が7になるサイコロを4個積み上げます。一番上の面は6、机と接している面は4のとき、サイコロとサイコロが接している6つの面の数の合計を求めなさい。
(3) まさおさんのサイコロは2が2面・5が4面、ゆきこさんのサイコロは3が3面・6が3面です。2つを同時に投げたとき、出た数の合計で最も出やすい数と、その理由を答えなさい。
じっくり考えてみましょう。
解答
(1) ㋔の面
(2) 18
(3) 8(合計が5になるのは6通り、8になるのは18通り、11になるのは12通りだから)
皆さん、答えられたかな?それでは解説を見てみましょう。
解説
(1) 展開図を組み立てると、★の面に隣り合う面は4つ、向かい合う(平行な)面は1つです。★のとなりにくる面を順に除いていくと、残るのは㋔です。わかりにくいときは、実際に紙で展開図を作って確かめてみましょう。
(2) サイコロ1個の「上の面+下の面」は必ず7なので、4個分では 7×4=28 です。このうち、一番上の6と机に接している4は、サイコロどうしが接していない面なので除きます。28−6−4=18 です。
(3) 2つのサイコロの出方は 6×6=36通りあります。
| 合計 | 組み合わせ | 通り数 |
|---|---|---|
| 5 | 2と3 | 2×3=6 |
| 8 | 2と6、5と3 | 6+12=18 |
| 11 | 5と6 | 4×3=12 |
よって8が最も出やすい数です。
サイコロの問題は「表にして数える」のがいちばん確実だよ!
ほかの年度・問題の解説は「高松北中の過去問はいつから?効果的な解き方4ステップと年度別解説まとめ」からご覧いただけます。
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