高松北中入試の配点基準
高松北中入試では「融合問題試験」「作文問題試験」「面接試験」と3つの試験があります。その中から筆記試験である「融合問題試験」と「作文問題試験」の配点基準と合格者の得点を教えちゃいます。
まず、配点基準ですが、
融合問題試験…60点
作文問題試験…20点
になります。
個別に見ていくと、適性検査試験は大問3題から構成されており、問題Aは理科、問題Bは社会、問題Cは算数と教科が大問ごとに分かれています。そして、その大問ごとに20点ずつ配分されて、合計60点満点の計算になります。
次に、作文問題試験は合計500文字の作文問題であり、問いは3つで構成されています。そして配点は合計20点満点になります。
高松北中入試の合格者の得点
気になる合格者の得点ですが、ここ直近3年間のデータで合計約7割(融合問題と作文問題の合計56点程度)は取られています。もちろん、年度によって差はありますが、おおよそ7割取ることができれば合格することは可能であると考えられます。しかし、ここで注意すべき点は得点の偏りがあった場合は例外であるという点です。
例えば、融合問題が60点満点で、作文問題は0点であった場合は合格することは難しいと思います。もちろん、融合問題もほぼ全ての問題が自分で解答を書き上げる“記述式問題”なので、作文問題を解く力がなくて、融合問題で得点することは現実的にはあり得ません。今までの合格者で作文が半分以下(10点以下)であった生徒をほとんど見たことがないので、やはり融合問題と作文問題の両方でバランスよく得点を重ねることが大事です。推測ですが、作文問題に限らず融合問題においても、足切り制度があると考えられます。したがって、融合作文両方で求められる書く力を日頃から養成していくことが合格への最短経路です。過去の記事で「家庭でできる北中対策」をあげているので、ぜひチェックしてください。
高松北中対策は最初はまず何をすべきなの?と悩んでいる方は、記述力を育成するために作文対策から始めることをオススメします!
著作権の関係によって作文問題の過去問を掲載することは厳しいのですが、方法を考えて作文問題の解説記事も投稿出来るように計画してます!