令和5年度(2023年1月実施)の高松北中学校の入試問題、適性検査Ⅱの問題Bを解説します。適性検査Ⅱは問題A・B・Cの3題を50分で解く形式で、どの問題から解いてもかまいません。
まずは問題文を読んで、自分で解いてみてから解答・解説を確認しましょう。
災害への備えについて話す、たろうさんとはなこさんの会話をもとにした問題です。
※この年度の問題Bの資料3(写真)には、試験後に県から訂正が出ています(【誤】防波てい→【正】防潮てい)。解答には影響ありません。
大問1 防災ラジオ
問題
災害が起こったときに身を守るために、家に常備しておくものの1つとして「防災ラジオ」があげられます。その理由を書きなさい。
解答例
災害時に必要な情報を手に入れるため。
解説
停電やスマートフォンが使えないときでも、ラジオで避難情報や被害の状況を知ることができます。
大問2 災害のとき危ない場所
問題
災害が起こったとき、どのような場所が危ないと考えられますか。危ないと考える場所とその理由を、災害の種類をあげたうえで書きなさい。
解答例
・地震が起こったとき、津波が来る可能性があるので、海辺に近い場所
・大雨が降ったとき、河川がはんらんする可能性があるので、河川に近い場所 などから1つ
解説
「災害の種類」「危ない場所」「その理由」の3つがそろうように書くことがポイントです。
大問3 みんなが納得できる避難場所
問題
資料1(山・川・海・住宅地・小学校・中学校などがかかれた町の絵)の中で、たくさんの人が納得できる避難場所はどこか。●で示し、その理由を2つ書きなさい。
解答例
場所:山の中腹にある小学校
理由:海から離れている高台にあるから/住宅地に近いので、多くの人が避難しやすいから
解説
「安全であること(津波や浸水の心配が少ない高台)」と「行きやすいこと(住宅地から近い)」の両方を満たす場所を選びます。山の頂上のてん望台は安全ですが、遠くて多くの人が避難しにくいので、最適とはいえません。
大問4 共助(地域の人との助け合い)
問題
自分の住んでいる地域の人々と協力して、あなたならどのようなことができますか。理由とともに書きなさい。
解答例
災害時に、地域の住民で協力して速やかに行動したり、お年寄りの避難を確認したりできるようにするために、避難訓練に参加する。
解説
小学生の自分にもできる、具体的な行動を書きましょう。「何をするか」と「なぜそうするのか」をセットで書くことが大切です。
大問5 東日本大震災からの復興
問題
資料2(2011年の政治の動き)と資料3(岩手県宮古市田老地区の様子)から、どのような取り組みがおこなわれたのか説明しなさい。
解答例
復興に向けて予算をとり、災害に強いまちづくりをしていった。
解説
資料2からは補正予算や復興の法律が次々に成立したこと、資料3からは高台に新しい住宅地がつくられ、新しい防潮ていが整備されたことが読み取れます。2つの資料をつなげてまとめましょう。
防災は毎年のように出題されやすいテーマだよ。自分の住む地域のハザードマップも一度見ておこう!
ほかの年度・問題の解説は「高松北中の過去問はいつから?効果的な解き方4ステップと年度別解説まとめ」からご覧いただけます。
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