令和4年度(2022年1月実施)の高松北中学校の入試問題、適性検査Ⅱの問題Bを解説します。適性検査Ⅱは問題A・B・Cの3題を50分で解く形式で、どの問題から解いてもかまいません。
まずは問題文を読んで、自分で解いてみてから解答・解説を確認しましょう。
はなこさんの自由研究「日本のごみ問題にはどのような特ちょうがあるのか」のレポートをもとにした問題です。レポートには、資料Ⅰ「国別のごみの量(2018年)」、資料Ⅱ「日本の1人あたりのごみの量の移り変わり」、資料Ⅲ「日本のごみの種類ごとの割合(2020年)」が使われています。
大問1 資料に合うグラフの種類
問題
資料Ⅰ〜Ⅲで使われた図やグラフとして最も適当なものを、ア 分布図、イ 棒グラフ、ウ レーダーチャート、エ 折れ線グラフ、オ 散布図、カ 円グラフ からそれぞれ選びなさい。
解答
Ⅰ イ(棒グラフ) Ⅱ エ(折れ線グラフ) Ⅲ カ(円グラフ)
解説
グラフの種類と使い方をセットで覚えておきましょう。
| グラフ | 向いている使い方 |
|---|---|
| 棒グラフ | 国ごとの量など、大きさを比べる |
| 折れ線グラフ | 年ごとの変化(移り変わり)を表す |
| 円グラフ | 全体の中での割合を表す |
大問2 資料Ⅳのタイトル
問題
レポート中の「プラスチックごみの中でも、包装容器が多い」ことがわかる資料として、資料Ⅳにはどのような資料を用意すればよいか。資料Ⅰ〜Ⅲにならってタイトルを書きなさい。
解答例
プラスチックごみの種類ごとの割合/プラスチックごみの種類ごとの量 などから1つ
解説
「包装容器が多い」ことを示すには、プラスチックごみの中身(種類)ごとの割合や量がわかる資料が必要です。資料Ⅲのタイトルの形にならって書くとよいでしょう。
大問3 回収されなかったプラスチックごみの問題
問題
ポイ捨てなど適切に処理されずに捨てられ、回収されなかったプラスチックごみは、どのような環境問題を引き起こしていますか。1つ具体的に書きなさい。
解答例
海洋汚染(海洋プラスチック)/生物が間違ってビニール袋を食べて死ぬ/生物濃縮による被害/景観が悪くなる などから1つ
大問4 レポートのまとめ
問題
日本のごみ問題の特ちょうと、その問題解決のための具体的な取り組みを、レポートの内容をふまえてまとめなさい。
解答例
日本の国民が出しているごみの量は、決して少なくありません。今後大きくごみの量を減らしていく必要があります。ごみの中でもプラスチックごみの量が多く、とりわけ私たちの生活で使われている包装容器が大きな問題となっています。これから私たちは、生活の中から出てくるプラスチックごみを減らさなければなりません。今、私たちにできることは、プラスチックごみの分別回収をきちんと行うことです。また、マイバッグを用意することでレジ袋の使用量を減らすこともできます。
解説
まとめでは、「特ちょう(1人あたりのごみが多い、プラスチックごみ・包装容器が多い)」と「解決のための具体的な取り組み(分別、マイバッグなど)」の両方を書くことが大切です。レポートに書かれた事実を使って書くと、説得力が増します。
グラフの種類の使い分けは、ほかの年度でもよく出るよ。しっかり覚えておこう!
ほかの年度・問題の解説は「高松北中の過去問はいつから?効果的な解き方4ステップと年度別解説まとめ」からご覧いただけます。
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