合格の秘訣

なぜ作文が重要か?

北中入試をお考えのみなさん、こんにちは。
今日は、なぜ北中入試の対策において作文が重要なのか、をお伝えしたいと思います。

ほんとうに作文が重要なの?

まずはじめに、ほんとうに作文が重要なのか、についてお話ししたいと思います。
このブログでは何度かお話ししていることではありますが、
北中入試には「作文」「融合問題」「面接」の3つがあります。
この3つの試験を受け、合格かどうかが決まるのですが、実は合格発表の時に、自分の点数を聞くことができるのです。

私が塾の講師をしてきた中で、高松北中の合格者も数多く見てきましたが、
この点数開示において、合格者の中に作文が10点以下の生徒はほぼいませんでした。

つまり、作文試験では、足切りラインがある可能性がある、ということ。
(もちろん、公な情報としては出ていません!)
このことから、私は北中受験では作文が重要である、と考えています。


先生

ちなみに、20点満点をとる受験生もほぼ毎年います!

ほかにもある、作文が重要な理由

「作文で点を取れなくても、融合問題が満点だったらどうなの?」
という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、実際はそうなる可能性はかなり低い、といえます。
なぜなら、北中入試の融合問題(算数・理科・社会)はほとんどの問題が記述式だから

単純な計算問題や記号問題は少なく、
考えや解き方を文章で説明する問題の割合が高いのです。
作文で足切りラインに引っかかってしまう場合、
たとえ知識があったり計算ができたりしたとしても、
この記述問題でも点が取れない可能性が非常に高くなってしまいます。

作文で足切りされないためには?

それでは、作文で良い点をとるためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか?
当塾では、以下のようなことを徹底しています。

問われていることに確実に答えること

「あなたの考えを書きなさい」という問題なのに、自分の意見が書けていない、
「どうすればよいと思いますか」という問題なのに、対策や改善案が書けていない、
といった作文は0点になりかねません。
作文を書くときには必ずテーマや問題があるはずなので、
その問いにわかりやすく答えることが大切です。

条件を守ること

文字数や段落分け、体験を含める、など、作文試験にはさまざまな条件があります。
これを守っていない場合は0点、とみなされることもあるので注意しましょう。
特に、文字数については指定(〇〇字以内)の8割以上は書くようにしましょう。

時間内に書ききること

もちろん、制限時間の40分で作文を書ききることも大切です。
採点をする側としても、数行しか書かれていない未完成の作文では評価のしようがありませんよね。
試験では、必ず時間内に書き終えるようにしましょう。


先生

できれば30分程度で書き終えて、
残りの時間は見直しができるとよいですね。

このように、作文が大切な理由と作文で注意すべきポイントはたくさんあります。
家で多くの作文を書いて練習するのは大変ですから、
作文の添削指導などを行っている塾に行ってみるのもおすすめですよ。

ABOUT ME
塾長
生まれも育ちも香川県民。普段は自分の塾で高松北中受験生に毎日受験指導を行っています。高松北中入試において、合格者実績No.1を誇ります。高松北中入試のことならだれよりも詳しい。趣味は鉱物集めと演劇。疑問があれば何でも聞いてくださいね!