北中合格にはなぜ模試を受けるべきなのか?
高松北中入試では中高一貫校中学入試特有の「適性検査」という選考課題で入試が実施されます。この適性検査は、主に融合問題と作文問題という「自ら考えて記述するから力」を測る問題によって構成されています。
香川県内の公立小学校で普段学習している「読み・書き・計算」能力を養う学習では触れることがない問題なので、いくら学校のテストの成績が良くても、適性検査の問題になると全く歯が立たないということはよくあることです。
したがって、今現在の自分の適正検査の能力を測るために、また他の受験者と比較して自分がどの立ち位置にいるのかを把握するために模試の活用をお勧めします。
おすすめの北中模試
最もお勧めできるのは、受験専門塾岡川塾が主催の「北中模試」です。年間5回実施され、年間合計延べ120名が受験する高松北中入試を予想した模擬試験になります。
次回開催は2021年度第1回目の6月20日になりますので、少しでも興味ある方はお申込みしてみましょう。(申込締め切りは6月14日まで)
以下から詳細をチェックしてみてください。
2021年度第1回 北中模試 特設ページ
北中模試の活用例
そして、この北中模試を合格者はどのように活用しているか活用例を3つご紹介します。
1つ目は「模試を3回解き直すこと」です。
模試は受験して終わりではなく、何回も何回も解いて解答例に自分の答えを近づけることが最も大事です。模試は高松北中入試を研究して作られた良問揃いであり、1回だけ解くのでは勿体ないくらいです。学校では触れない適性検査問題なので、するめのように何回も噛んで、問題とその解法を吸収していきましょう。
2つ目は「類題を作ってみること」です。
作文問題では特に題材は違えど、問題の出題の仕方は同じであるケースが多いです。例えば、「以下の文章を読んで、登場人物Aの気持ちを考えて書きましょう。」という問題があれば、自分で「登場人物Bの気持ちを考えて書きましょう。」と言う問題を作成し解いてみてください。そうすることで、出題者の意図が汲み取れるようになってきます。しかし、この場合、正しい解答が自分では判断することができないので、保護者の方かもしくは塾の先生に添削してもらいましょう。
3つ目は「解答例を模写すること」です。
解答例を模写することで正しい回答の書き方を身に付けることができます。適性検査問題は記述問題がほぼ全てなので「答えは分かるんだけど書き方が分からない」と言うことがよくあります。それは普段から書く癖がついていないことが原因なのですが、学校では適性検査問題を学習しないので仕方のないことだと思います。だからこそ良問ぞろいの模試の解答を模写することで正しい回答の仕方、正しい日本語の使い方、正しい接続詞や句読点の使い方を体で覚えることができます。「学ぶは真似る」と言う言葉がある通り、まずは正しい解答例を真似ることが記述式問題である適性検査問題の正答率を上げるポイントです。
ただ模試を受けるのではなく、上手く模試を活用していきましょう。