過去問解説

平成30年度 高松北中入試問題 問題A 大問3

北中入試 過去問題

問題

次の文は、たかしさんと先生が、水や空気について話した内容の一部です。これを読んで、あとの問いに答えなさい。

3. 図は、下線部②のようすを表しています。ピストンをおしたときと引いたときの水面の位置をそれぞれ表しなさい。また、そのように考えた理由を書きなさい。

先生

ピストンの中身を一つずつ考えましょう。

解答

理由:空気の体積は、ピストンをおすと小さくなり、引くと大きくなる。水の体積は、ピストンをおしても引いても変わらないから。

先生

皆さん、答えられたかな?それでは解説を見てみましょう。

解説

この問題を解くには、
とじこめた空気は力をかければかけるほど、体積は小さくなる
とじこめた水は力をかけても、体積は変わらない ということを知っておく必要があります。

◆ピストンをおしたとき
ピストンをおすと、空気は力をかけられて体積は小さくなるが、水は力をかけられても体積は変わらないので、水面の位置はもとの水面の位置と同じになる。

◆ピストンを引いたとき
ピストンを引くと、空気は力をかからなくなり体積が大きくなるが、水の体積は変わらないので、水面の位置はもとの水面の位置と同じになる。

先生

空気と水の性質の違いをしっかり覚えましょう。

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ABOUT ME
塾長
生まれも育ちも香川県民。普段は自分の塾で高松北中受験生に毎日受験指導を行っています。高松北中入試において、合格者実績No.1を誇ります。高松北中入試のことならだれよりも詳しい。趣味は鉱物集めと演劇。疑問があれば何でも聞いてくださいね!