令和6年度(2024年1月実施)の高松北中学校の入試問題、適性検査Ⅱの問題Cを解説します。適性検査Ⅱは問題A・B・Cの3題を50分で解く形式で、どの問題から解いてもかまいません。
まずは問題文を読んで、自分で解いてみてから解答・解説を確認しましょう。
世界の総人口が80億人に達したことをきっかけに、世界の言語、日本の歴史、国際連合(ユニセフ)について調べた、はなこさんのノートをもとにした問題です。
大問1 英語を話す人の割合
問題
約17億人が英語を話しています。世界全体(80億人)では約何%の人が英語を話しているか、小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
解答
約21%
解説
17億÷80億=0.2125 → 21.25%。小数第1位を四捨五入して約21%です。
大問2 英語が多くの人に話されている理由
問題
人口の多い国が必ずしも英語を公用語にしているわけではないのに、英語が世界で一番多くの人に話されているのはなぜだと考えますか。
解答例
多くの国や地域で英語が学ばれたり、使われたりしているから。
解説
資料1から、人口が多いインドや中国の公用語は英語ではないことがわかります。それでも話す人が多いのは、母国語でなくても学んで使う人がたくさんいるからだと考えられます。
大問3 戦国時代の3人の出身地
問題
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の出身地は、現在の同じ都道府県にあります。その都道府県を白地図で黒くぬりつぶしなさい。
解答
愛知県
解説
3人とも現在の愛知県(尾張・三河)の出身です。資料2の「室町幕府から近すぎず遠すぎず、海に面していて平野も多い」という説明もヒントになります。白地図で正しくぬれるように、中部地方の県の形と位置を確認しておきましょう。
大問4 明治時代の生活の変化
問題
資料3(江戸時代の日本橋)と資料4(明治時代の日本橋)を比べて、人々の生活が変わったところを書きなさい。
解答例
洋風の家が建つようになった。/馬車が使われるようになった。 など
解説
2枚の絵を見比べて、建物・乗り物・服装などのちがいを探します。「文明開化」で欧米の文化が取り入れられたことと結びつけて書きましょう。
大問5 ユニセフの支援活動
問題
ユニセフでは、どのような状況の国や地域で、どのような人のために、どのような支援活動が行われていますか。資料5〜7を参考に書きなさい。
解答例
貧しい国や地域で、栄養不足の子どもたちのために、ワクチン接種などの命を救う活動をしている。
解説
「どのような状況の国や地域で」「どのような人のために」「どのような活動」の3つがそろうように書きます。資料5(支援している地域)と資料6(栄養不足の地域)が重なっていること、資料7がワクチン接種の様子であることを読み取りましょう。
大問6 将来に希望がもてる社会のために
問題
世界の子どもたちにとって、将来に希望がもてる社会を実現するために、どのような取り組みが必要だと考えますか。
解答例
経済格差をなくすために支援をしていく。/発展途上国の子どもが教育を受けられる学校を用意する。 など
解説
正解は一つではありません。ノートや資料の内容(栄養不足、ユニセフの活動など)とつながる取り組みを、具体的に書くことが大切です。
ポイント:問題Cは、計算・地図・歴史・資料の読み取り・自分の考えと、幅広い力が問われます。「資料のどこから読み取ったか」がわかるように書くと、得点につながります。
ほかの年度・問題の解説は「高松北中の過去問はいつから?効果的な解き方4ステップと年度別解説まとめ」からご覧いただけます。
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