合格の秘訣

作文満点合格への4STEP

北中受験において、適性検査Ⅰ「作文」は得点差がつきやすい重要科目です。
正しいコツを押さえることで、作文は誰でも満点を目指すことができます。
今回は、構成のポイントに加えて、減点されやすい表現や間違いやすい漢字の例も含めてご紹介します。

STEP1 構成力を高める

まず押さえたいのは「構成力」です。
中学受験の作文では、人の心を動かすような感動的な文章を書くわけではありません。
読み手にとってわかりやすい文章構成が評価されます。

「結論→理由→具体例(+まとめ)」という三段構成は、論理的思考を自然に伝えることができるため、非常に効果的です。

【①結論】 私は~~と考えます。
【②理由】なぜなら、~~だからです。
【③具体例】私が○○をしていたとき、~~
【まとめ】これらのことから、~~

受験作文は、上記の構成の応用で書きますので、
まずはこの基本の構成を覚えましょう。

STEP2 具体例

次に「具体例」の活用です。
抽象的な言葉だけでは説得力に欠けるため、「私は努力が大切だと思います」ではなく、「毎朝30分早く起きて漢字練習を続けたことで、模試で満点を取れるようになりました」のように、体験談を交えて書くと、読み手に強く印象づけることができます。

ポイントは、「自分にしか書けないエピソード」を入れることです。

STEP3 減点を減らす

ここで注意したいのが、「減点されやすい表現や誤字」です。例えば以下のような例が挙げられます。

減点されやすい表現の例:

  • なぜなら~からです。が一文にまとまっていない文章
  • 「思いました」「感じました」ばかりを多用し、内容が薄くなる文章
  • 同じ語尾(〜と思いました)を繰り返す単調な文章

間違いやすい漢字の例:

  • 「友達」→達の横棒が足りない
  • 「成績」→績が積になっている

こうしたミスは、一つひとつは小さく見えても、積み重なると大きな減点対象になります。日頃から文章を書いたあとの見直しを習慣にし、漢字練習も作文とセットで行うことが効果的です。
また、「主語と述語のねじれ」や「一文が長すぎて読みにくい」といった構文ミスも、減点の対象になります。

STEP4 添削を受ける

自分で満足のいく文章を書けた「つもり」でも、採点者から見ればミスがいくつも見つかるものです。
プロの講師による添削指導を受けることで、自分では気づきにくい表現のクセを修正し、確実に得点力を高めることが可能です。

作文についてもっと専門的に学びたい人は、
北中受験を専門に扱っている受験塾に問い合わせ、
早い段階から対策を始めましょう。

ABOUT ME
塾長
生まれも育ちも香川県民。普段は自分の塾で高松北中受験生に毎日受験指導を行っています。高松北中入試において、合格者実績No.1を誇ります。高松北中入試のことならだれよりも詳しい。趣味は鉱物集めと演劇。疑問があれば何でも聞いてくださいね!